Lightroomで複数デバイス間の写真を同期する
写真同期ツール
スマホ、タブレット、デスクトップといった複数デバイス間でのファイルの同期は大分なじみのある物となってきましたが、写真の同期はちょっと違う。iPhoneの写真をデスクトップPCなどに同期するのであれば写真の傾き補正、トリミングなどのメタデータを扱える専用のソフトで画像を管理したいところ。
写真同期に使うサービスの候補は以下の3つ
- iCould フォトライブラリ
- Lightroom Mobile
- Google Drive
それぞれ、iPhone内の写真を自動的に同期するために使える。
価格をみる
今のところ、Google Driveが最安値。次にiCould Photo。
Lightroom Mobileのストレージ価格は未調査だけど、最低限で月1000円+税のアプリケーション利用料を支払っている。(Creative CloudのPhotoshopとLightroomが使えるプラン)
機能
写真の管理、加工においてはLightroomが圧倒的。
iCloud フォトライブラリを使う場合はiPhoneなどの(最新版OSで)標準機能なので、少ない手間でスムーズに使えると思う。
ただiCloudフォトライブラリを使う場合、データ増加に従ってストレージ容量の追加、課金金額の増加となってしまいそうなので同期後の写真はある程度ストレージを圧迫してきた段階でローカルにコピーし、ストレージからは削除して管理したい。Lightroomならそれが簡単にできるのでは?と思い、Lightroomの同期機能を試すことにした。
Lightroomを試す
いずれにしても、iPhoneの写真は最終的にすべてLightroomにインポートして保管していたので、とりあえずLightroom Mobileで写真を同期してみることにしました。
Lightroom Mobileを使った同期方法
使い方はこちらを見るとわかる
今日から始めるLightroomモバイルアプリ | Adobe Photoshop Lightroomチュートリアル
- iPhone版Lightroomを使うと自動的に同期設定に案内されるので、ウィザードに従う
- 今後撮影した写真が同期されるようになるので、写真をいくつか撮影
- 次にLightroomを起動したときにiPhoneで撮影した写真がLightroomに取り込まれ、同期が始まる
- 自分の場合は写真の容量が多くなりがちなので、データはWifi接続時のみアップロードするようにLightroomの設定画面から設定した
(デスクトップ版)Lightroomからコレクションを管理
デスクトップ版で見ると、自動的にFrom Lr mobile、iPhone Photosというコレクションが追加されて、同期中のマークが出ている。ここに写真が同期される。(画像参照)
逆にデスクトップ版からiPhoneに写真を転送したかったので、今回は深く考えず「Desktop Photos」というコレクションを同期設定で作ったところ、iPhoneに同期された。もちろんiPhone PhotosコレクションにiPhone以外の端末から写真を入れても同期されるが、名前的に不自然になったため。この辺のコレクションの分け方については、今後の検討課題。
使ってみた感想
プロも使うツールだけに機能が多く、若干習得コストがかかるものの、設定の自由度が高くなかなか使いやすい。
iPhoneでLightroom Mobileを立ち上げないと写真が取り込まれない点は若干面倒ではあるが、バッテリーを持たせるという観点から言えば不要な時にアプリケーションが動作しないのは良いことだと思う。
使い込みの感じは、しばらく使ってみてまた報告します!