開発者のブログ『そまりぐ!Second』

開発者の趣味のブログです。役に立つかもしれない記事を書いていきます。間違いなど見つけましたら、コメント等でご指摘頂けると嬉しいです。

BOOKSCANで本を電子化してみました。

以前から本の電子化を検討していたのですが、とうとう実施しました。
本棚に入ってる本って使わないんですよね……ならばiPadの中に仕舞ってみてはどうだろうか、なんて考えながら。単に部屋を空けたかったというのも大きいですが。

結果、いい業者だったので、紹介することにします。

BOOKSCANとは

紙の本をスキャンして、PDFなどのデータにしてくれる業者です。
1冊(350ページまで)100円〜 と格安。351ページになってしまうと200円以上になります。白紙のページもカウントされます。
スキャンのために裁断された本は再流通しないように著者に配慮し、溶解で処分されます。
口コミを探してみたところ評判がよかったので、この業者に依頼してみることにしました。

BOOKSCAN
http://www.bookscan.co.jp/

プレミアム会員

口コミではプレミアム会員の情報がありましたが、アカウント登録するまでプレミアム会員が出てこないようで、ちょっと迷いました。
プレミアム会員は9980円/月で50冊分+その他オプション付きというサービスですが、一番大きいのが納期1週間でやってくれるようになるのでプレミアム会員で50冊分だけ依頼することにしました。
スキャンしたい本を100冊分も持っていなかったので、私は1ヶ月以内に解約しました。
残りは通常会員として依頼するか、お友達の家でスキャンさせてもらおうと思います。

やること

本(50冊分)をダンボール箱に詰めました。実際は36冊ですが、BOOKSCANでは例えば400ページの本は2冊分と数えます。
ダンボール箱はBOOKSCANから送って貰うこともできますが、Amazon.co.jpで注文した際に届いた箱を使いました。(本1冊買った時に届いた箱に36冊も入るんですよね)

ヤマト運輸に集荷を依頼し、BOOKSCANに指定された住所へ発送します。せっかくなのでヤマト運輸も会員登録をしました。

実際の納期

本の到着から、大体4営業日くらいでスキャンしたPDFファイルができあがりました。プレミアム会員は優先スキャンとのことなので即日納品だといいなぁと思っていたのですが、かなり混み合っていたそうです。

スキャン品質を疑うべし

ここは少し問題がありましたが、再スキャンしてくれて改善しました。
どうも通常のスキャンでは、透けた文字を消してしまうような画質にしているようです。
文字ばかりの本であれば問題ないどころか、紙の裏側から透けた文字が消えているのでとても読みやすくなるのですが、図が絵などが入った本は色の薄い部分が消えてしまって逆に読みづらくなっていました。
画像はカラーの本の例。

こういう場合は言えばちゃんと再スキャンしてくれるようです。
裁断済みの本は返ってこないので、きちんと再スキャンしてくれたのは嬉しいですね。

問合せ対応は丁寧でした!

何度か問い合わせましたが、丁寧に対応してくれました。

プレミアム会員になる前は「プレミアム会員で月50冊を超えた場合のスキャン費用について」問い合わせました。

本が到着して、BOOKSCAN側で「〜冊分受け取りました」と通知が来た際にはこちらで数えた冊数と違った旨を問い合わせました。
このときはスキャン後に数え直してくれて、2冊分になった本のタイトル、3冊分になった本のタイトル、4冊分になった本のタイトルを個別に教えてくれました。私が数え間違えていたようです。

最後にスキャン結果のレビューを評価フォームから送った時のことですが、画質が気になる旨と、本の傾きが気になることについて書いて送ったところ、(評価内容について個別に返信しませんとは書いてありましたが)返信が来ました。
画質・本の傾きの気になる本のタイトルを教えてほしいといった内容でした。
返事をしたところ、画質については前述の再スキャンを実施してくれました。
本の傾きについては、本が元々傾いた状態で印刷されていたらしく、紙のページを広げた状態の写真を付けて回答してくれました。この傾きの問合せはかなり多いそうです。


と…決めた記事作成制限時間が来てしまったので最後の方は急ぎ目になってしまいましたが、こんな感じでした。
2冊だけ再スキャンしてもらったのですが、結果とても綺麗になったので、さらに追加で4冊の再スキャンをお願いしたところこれもまた色が改善されました。
ちなみに色に関する専門書だけは1回目のスキャンでちゃんと色がでるスキャン方法をしてもらっていたようで、再スキャンが必要ありませんでした。

恐らくBOOKSCANに依頼するときの最大の注意点は、(フルカラーの本は特に)薄い色が消えていないか自分でよくチェックして、1回目のスキャン結果をダウンロードして保存した上で(気に入らなければ)再スキャンを依頼することだと思います。


本日の記事作成時間は55分でした。